糖尿病関連の書籍を見ると、
「血糖値を下げるために、食後一時間〜二時間の間に運動を行ないましょう」
という記述をよく見かけます。
これがあるグループの方々にとって、正しいことは、いろいろな糖尿病の方々のブログを覗くことでも分かります。
しかし、私の体の場合、一概にそうとは言い切れず、かえって
持続する高血糖を招くといった、データが頻繁にでます。
例えば、以下は全く同様の食事を取ったときのデータですが
食事:糖質50g程度、豚肉炒め、白米
運動:食後一時間から一時間半まで、自転車こぎ
血糖値(mg/dl) 一時間値 → 一時間半 → 二時間値 → 三時間値
運動あり 206 → 77 → 193 → 174
運動なし 189 → 測定なし → 159 → 110
運動した場合は、一回下がるものの、三時間までだらだらと高血糖が続くのに対して、運動しなかった場合は一時間値は高いものの、比較的速やかに下がっています。
実は、
江部先生のHPにも同様の報告があります。
<食後30分から30分間運動>VS<運動無し>50g糖質摂取時
空腹時→食後60分→食後120分血糖値の比較
N・Mさん
運動あり 174→278→307mg
運動無し 136→278→211mg
このように、江部先生の患者さんの場合でも運動しないときのほうが、血糖値は下がっている方がいらっしゃるのです。
糖尿病の病態は千差万別だと思います。ある人にはいいコントロールの仕方であっても、他の人にはあまりよくないコントロールの仕方であることもあります。
自分で血糖値を測定して、自分にあったコントロールの仕方を学ぶ「オーダーメイドコントロール」が、必要だと思います。そのためには米国みたいに、食事療法のみであっても、血糖測定器、測定用チップを保険適応してほしいものです。
結果的に合併症の人口が減れば、十分に医療費削減になるのですから。
(米国では、高齢者などでないと政府の医療保険には入れず、医療保険に加入する人のほとんどは、民間企業の医療保険に入るわけですが、利益を出さなければならない、民間企業の保険であっても、食事療法の患者への測定用チップの保険適応を認めています)